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Jacob Aue Sobol ヤコブ・アウ・ソボル

Danish, b. 1976

“When I photograph, I try to use my instincts as much as possible. It is when pictures are unconsidered and irrational that they come to life; that they evolve from showing to being. ”

「写真を撮るときは、可能な限り直感を信じて撮っている。
なぜなら、思考をこえた非論理的な写真に、生命が宿るからだ。
そしてそれは、見せることから存在することへと進化する。」

1976年コペンハーゲンに生まれる。1994-95にカナダ、2000-2002年にグリーンランドに居住。2006年春から東京に移り住み、2008年8月にデンマークに戻るまでの18ヶ月を暮らす。
ヨーロッパ・フィルム・カレッジに学んだ後、1998年にFatamorgana, the Danish Schoolof Documentary and Art Photographyに入学。そこで、モノクロ写真で独自の表現豊かなスタイルを開発し、以後もそのスタイルを洗練、発展させてきた。
1999年の秋、グリーンランドの東海岸にあるTiniteqilaaqという居住区に移り住む。以後3年にわたりこの村に住むガールフレンド、Sabine(サビーナ)と彼女の家族と共に暮らし、漁師と狩人の生活を送りながら写真を撮る。その記録はSabineという写真集にまとめられ、2004年に出版、2005年にドイツ・ボーズ写真賞を受賞。
2005年の夏に、海へ初めて旅する若いマヤ族の女の子のドキュメンタリー制作のために映画の撮影班とともにグアテマラを旅する。その翌年、彼が出会った現地民の家族、Gomez-Brito一家のいるグアテマラの山岳地域に一人で戻り、彼らの日々の暮らしを伝えるために一ヶ月間その家族の家に滞在。このシリーズは2006年世界報道写真展の日常生活部門第一位を受賞。
2007年よりマグナムに参加し、2012年に正会員となる。

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©Jacob Aue Sobol / Magnum Photos