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よりプロフェッショナルな内容の講座が学べる「T.I.P COLLEGE」。シラバスでは、講座の内容を詳しく確認頂けます。
※この特典はTIP会員に適用されます。

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実践的スタジオ撮影ライティング講座

実践的スタジオ撮影ライティング講座
講師:鈴木光雄

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単位2

【講座のねらい】
スタジオ撮影で一番重要なのはライティングですが、フィルムカメラで商品撮影をする場合、多灯ライティングで、1カットによる撮影で写真を仕上げていたため、数多くのライトの用意や、複数ライティングの技術が必要でした。
しかしデジタルカメラでは、少数のライトで被写体のパーツ別に最適なライティングをした複数のカットを撮影し、画像処理ソフトで合成して完璧なライティングの写真を仕上げる事が出来るようになりました。
この講座では、現在商品撮影の現場で行なわれているデジタルを使用した複数カットによるライティングや合成の方法をマスターします。

【授業概要】
1.ライティングの組み立て方を学ぶ
実際に仕事で撮影した写真を使って、部分的にライティングを行う撮影方法や、撮影した複数カットを合成して仕上げていく過程を解説します。
また、被写体に適したライティング方法(光の方向性や質の重要性)を学びます。

2.応用編
ライティング実習。前回の講座で学んだライティングの技術を応用して、実際に商品を撮影します。合成を前提とする、被写体のパーツ別のライティング方法を学ぶと同時に、スタジオワークには必須であるパソコンとカメラを接続したテザー撮影も解説。プロの現場の実践的な撮影方法を身につけます。

3.画像処理実習、写真制作
前回の講座で撮影した複数カットを、ライティングを意識しながらPhotoshopで合成してイメージ通りの写真に仕上げます。また、ライティングでは表現出来ない細かい箇所のレタッチの基本方法も解説します。

【受講上の注意】


ポートレートライティング講座

ポートレートライティング講座
講師:河野鉄平

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単位2

【講座のねらい】
モノブロックストロボの操作方法と 1灯ライティングの基本から、さまざまなアタッチメントを使った2灯、3灯ライティング、背景を意識したライティグと応用的な3灯のライティングまで、ポートレートを撮る上でのライティング技術をマスターします。

【授業概要】
ストロボやカメラの知識を含む、基本的なワークフローについて学びます。
基本はアンブレラとソフトボックスを題材に、露出計で光量を測定するというもっとも基本の流れを解説しながら、最終的には1灯でのライティングの基本を一緒に見ていきます。

1.モノブロックストロボの操作方法と1灯ライティングの基本
・モノブロックストロボを使う歳の基本知識(各機能の説明、利用方法、露出計の使い方)
・中判デジタルという選択肢とスタジオ撮影での利便性
・ポートレート撮影時の1灯ライティングの基本
(ライトの向き、高さ、距離の違いを知る、アンブレラとソフトボックスの違い)
・現像とレタッチについて(RAWで撮ることの意味と概要)

2.さまざまなアタッチメントを使った2灯、3灯ライティングで表現幅を広げる
アタッチメントの内容で写真の中身は大きく変化します。
さまざまなアタッチメントで撮り比べ、効果を確認していきます。
最終的には、これらの個性を活かした3灯ライティングまでを見ていきます。

・アタッチメントを変えた表現方法
(ソフトリフレクター、グリッド、リフレクターの変化、グリッドソフトボックス、シルバーアンブレラ、アンブレラXLなど)
・ポートレート撮影時の基本的な3灯ライティング(バック飛ばしを絡めたさまざまなライティング)
・現像とレタッチの基本(Capture Oneを使ったもっともオーソドックスな色味、色調、明るさの編集)

3.背景を意識したライティグと応用的な3灯のライティング
最後の講座では、背景を意識したライティングをいくつか見ていきます。
さらに、光に注目し、やわらかい光源で撮る3灯ライティングを一緒に実践していきます。

・背景を意識したライティング
・やわらかい光源で撮る3灯ライティングと硬い光源で撮る3灯ライティング
・カラーマネージメントの基礎知識と概要
・Capture Oneを使った現像とレタッチ(実際にパソコンで体験していただきます)

【受講上の注意】

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Rising Sun Workshop

Rising Sun Workshop
講師:マーク・プルースト

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単位5

【講座のねらい】
ポートフォリオやフォトコンペなどを通じて日本人作家が海外での写真展に参加したり、作品販売をしたりするという事が可能で有ることが明らかになってきた現代、海外で写真を発表・販売する為に必要な知識やノウハウを学び、日本という範囲を越えて、海外で活躍出来る写真家を育成する。
世界トップレベルのレクチャーを、日本語で受けることができるので、英語が苦手な方でも意欲次第で誰でもチャレンジできます。

【授業概要】
1.写真言語の理解と効果的な写真編集方法
2.フォトストーリーを校正する実践講座
3.参加者のポートフォリオレビュー
4.写真を売り込む、マーケティングとプレゼンテーション
5.写真に通じるポートフォリオとは?
6.実例研究から学ぶ作り方と編集作業
7.課題撮影
8.講師による作品セレクト・構成・編集アドバイス
9.ポートフォリオレビューに向けて必要な準備
10.プレゼンテーション実践と作品批評
11.その他、受講者の要望に合わせて講座内容を適時調整しながら授業を進めます

【受講上の注意】
3日目にある課題撮影ではデジタルカメラを使用します。作品を撮って頂くことになるので、それに適したカメラを持参してください。お持ちでない方には貸出しも致します。

茂手木ゼミナール

茂手木ゼミナール
講師:茂手木秀行

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単位3
【講座のねらい】
本気で作品作りしたい方々にとって必要な環境から、Photoshop、プリンター、プリント用紙の相性まで、ハイクオリティの作品を制作するためのノウハウを学び、ハイレベルなプリント技術の修得します。
色調整確認のためEIZO株式会社のモニターと蛍光灯スタンドを2台用意

【授業概要】
第1回:環境の構築
モニターの設置環境
キャリブレーション
プリントを見るための環境光

第2回:カラーマネージメントの理解
●カラーマッチングを行うデバイスそれぞれの特性
・プリンタードライバー
・ICCプロファイル
・ColorSync

レンダリングインテント
インクジェット用紙の構造
様々な用紙の特徴

第3回:Photoshopでの作品作り
●良いデータとは
・とばさない、つぶさないが基本
・階調豊富な滑らかなデータ
・用紙の再現性にあった表現

Camera RAW Pluginでの画像調整
用紙の再現性に合わせた調整をPhotoshopで行う
前半上記講義
残り時間は作品制作①に移行

第4回:作品制作①
RAWデータからプリントまで
個別指導あり

第5回:作品制作②
用紙の再現性を考慮した作品制作
現像済みデータからPhotoshopでの加工~プリントまで


【受講上の注意】

写真家のための文章(STATMENT)作成ゼミ

写真家のための文章(STATMENT)作成ゼミ
講師:横内重雄

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単位3

【講座のねらい】
この講座では、海外に活躍の場を拡げようと思っていらっしゃる方はもちろん、そうでなくても、日本語に併せて英語を活用することで日本語では許される曖昧さを文章から極力排除することが可能になります。
具体的には、「創作の鍵は略歴にある」という仮説に基づき、原体験を掘り下げ、自分自身を知り、ご自身でさえ十分理解できていないかも知れない写真家としての“今”を浮き彫りにしていくことを、経験豊富な講師が導きます。講義は日本語で行い、中学生レベルの英語力があれば充分です。
講座終了時には、英語で完成されたSTATEMENTが手に入ることはもちろんですが、写真家としての自分をより深くご自身が理解できることが最大のアウトプットになると考えます。

【授業概要】
① 初回授業
この講座のオリエンテーリングにあわせ、講座の必要性・重要性を認識していただきます。
そのために撮影された写真(ブック)や自己紹介などを通して、
受講者の方々の必要情報をインプットしていただきます。
② 2回目
略歴【Biography】と作品【Works】の説明文(キャプション等に使用できる)の作成を、
日本語と英語を併用しながら進めていきます(2回目以降)。
③ 3回目
略歴を深堀し、原体験を浮き彫りにしていきます。
④ 4回目
テーマや被写体、作風についての記述をしていきます。
⑤ 5回目
今後の計画や後記を作成し、完成させていきます。
講座終了時には、ネイティブ・スピーカが教える英語と、
英語に裏打ちされた論理性を持った日本語の双方のSTATEMENTと
キャプションに使用できる文章が完成します。

【受講上の注意】
本講座では、受講者の方々のプライバシーに関わる話を避けて通れません。
本講座の講師・スタッフが、受講者の方々のプライバシー関連について守秘をお約束することはもちろんですが、参加される受講者の方々にも他の受講者のプライバシーについて守秘をお願いすることになります。

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写真鑑賞者のための写真史

写真鑑賞者のための写真史
講師:白井綾、小林美香

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撮る側から見た写真の歴史:白井綾
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【講座のねらい】
・写真を表現媒体として活動したいと考えている方
・写真に関わるマネージメントを志している方
・写真をより知ることで写真を鑑賞する力を身につけたい方
・写真の奥深い世界を知ることで自分自身の表現する領域を広げていきたい方
・写真を始めたばかりの方で写真の表現方法を学びたいと考えていた方
この講座では以上のような方々に、撮る側の立場で写真家として学ぶべき写真の歴史を学んで頂けます。

【授業概要】
第一回目 「撮影者の意図を理解するための撮影技法の基本」
・露出、絞り、シャッタースピードなど、カメラ操作の基本とその表現。
・構図、色、コントラストなどの基礎知識と意味。

第二回目 「カメラと写真の歴史の概略」
・カメラオブスクラから始まるカメラの発展の歴史概説。
・フィルム、プリントの基礎知識。
・カメラ、フィルムのフォーマット(サイズ)の種類と、それぞれの表現の特徴。

第三回目 「写真史概略」
・第一回、第二回の講義内容をふまえて、写真史上の重要な作品を概観。

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観る側から見た写真の歴史:小林美香
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【講座のねらい】
・写真を表現媒体として活動したいと考えている方
・写真に関わるマネージメントを志している方
・写真をより知ることで写真を鑑賞する力を身につけたい方
・写真の奥深い世界を知ることで自分自身の表現する領域を広げていきたい方
この講座では以上のような方々に、写真研究者として国内外の各種学校・機関で写真に関するレクチャー、ワークショップ、展覧会を企画、雑誌に寄稿されている小林美香さんより、専門的な観る側の立場で写真の歴史を学んで頂けます。

【授業概要】
第一回目 「手の写真」でたどる写真の歴史
●写真の黎明期から現代美術作品にいたるまで、写真表現の歴史を「手が写っている写真」を手がかりに辿ってゆきます。
証明写真、科学写真、広告写真、報道写真、ファッション写真など多様なジャンルに跨る写真に触れ、写真の技術的な進歩や文化的・政治的な背景を踏まえながら、写真を読み解いてゆきます。

第二回目 写真の「関係」を読み解く  
●写真集や雑誌のような出版物では、全体の装丁、紙面で写真と写真、写真と文章を視覚的に結びつける方法が作品全体を形作る上で、重要な意味を持ちます。歴史的な名作写真集や、フォトジャーナリズムの黄金時代を代表するグラフ雑誌『LIFE』(1936-1972)のフォトストーリーに注目しながら、写真をレイアウトし、編集する技術について考えます。

第三回目 写真の展示空間
●インテリアから美術館やギャラリーでの展覧会、ウィンドウ・ディスプレイ、インスタレーション・アートにいたるまで、写真の展示空間の性格や規模はさまざまです。美術館やギャラリーでの展示の歴史を大まかにふまえつつ、写真を見る・見せる空間の特徴や構成、照明や額装の役割など、展示に関わる要素に注目しながら、さまざまな写真の展示のあり方を学びます。



【受講上の注意】